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プロフィール

kae

Author:kae
2010年、東京から和歌山那智勝浦町にやってきました。
食事と睡眠をたっぷりとることが
人生のモットーです。
音楽、本、美術など芸術全般と、
サイクリング、散歩、ピクニックなど
静かなアウトドアが好きです。

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「ピアノマニア」

週末、大阪に行ったので、久々に映画館に行きました。観たのは「ピアノマニア」。
これ、すごくすごくよかったです。ピアニストたちが求める理想の「音」を実現させるため、すさまじいエネルギーと情熱を注ぐ調律師の姿を追ったドキュメンタリ。ものすごく見応えがありました。
登場するのは、スタンウェイの調律師のステファン・クニュップファー。コンサートやCD録音などに際し、それぞれのピアニストの要求を受け止めて、緻密かつ繊細な調律を行う様子が撮られています。コンサートホールでは、会場によって音の響き、のび、広がり、ピアニストの好み、すべて含めて最高の音になるよう、ほんとうにかすかな微調整を施します。調律師という存在はもちろん知っていましたが、鑑賞する側が耳にする完成された音の後ろには、こんな濃密な時間とエネルギーがあったのかと、改めて感動しました。
作品の中で大きなトピックとなっているのは、ピアニストのピエール=ロマン・エマールが行うバッハ晩年の未完の傑作「フーガの技法」のCD録音です。曲によって様々な音色を求めるエマールに応えるべく、悩み試行錯誤しつつ音を作り上げていくステファン。ちょうどポスターの写真になっているのがそのワンシーンですが、調律するステファンの傍らで、ピアノにもたれかかってそれを見守っているエマールの姿から、いかに彼がステファンに信頼を寄せているかが伝わってきます。調律師はピアニストにとってなくてはならない存在なのですね。
それから、音はもちろんのこと、ピアノのフォルムやハンマーなどの内部構造まで、とても美しく見せてくれる映像も素敵でした。特にハンマーが流れるように倒れて行く場面がとても印象に残っています。

original.jpg

帰りにパンフレットと一緒に、エマールのCDも買いました。映画の余韻も楽しみつつ、ずっと聴いています。心地よいです。久しぶりの映画館。とても良いものを観ました。

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『ピアノマニア』お薦め映画
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